・作品解説:1946年スペイン・バダローナ出身。1993年没。「20世紀最後の印象派」「光の収集家」などのフレーズを持ち、風景画では光の中に浮かびあがるような心象風景を描く。本作品は、背景をボカシながら中心を鮮やかに描くことによって、平面の作品でありながらバラの花たちが飛び出るように見える作品。作品上部にある「principautédeMonaco」は「モナコ公国」という意味であり、モナコ公国にとって薔薇は、王室の歴史と美しさ・優雅さ・愛を象徴する花として特別な存在を表している。我々日本人にとっては、桜や菊などと同様の植物である。リャドの花の版画作品の中で薔薇は人気のモチーフではあるが、本作が最も美しく調和のとれた作品であると言えよう。 版画 backside works. M : i : FIX ORANGE